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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

すれ違い ~決算7日目~

 決算7日目は、特別会計や歳入などを取り扱う日です。取り上げたのは、①介護保険「適正化」のあり方について、そして②社会福祉事業団の理事長人事です。
 ②については、以前、このブログで取り上げました。

      ⇒9月13日 「前収入役、外郭団体の理事長に」

 しかし、7分のうちほとんど5分、7割!をこのテーマに裂いたのに、ほんとうに中身の薄い質疑になってしまいました。理由は簡単、聞いたことにちゃんと答えてくれないからです。私はこう聞いた――退職した区の役員が指定管理や業務委託先の役員になることをどう考えるか。返ってきた答え-―現職議員や役員の兼業は法律上禁じられていない!!??聞いたのは「退職者」の身の振り方、返ってきたのは現職者の兼業の是非。なんで食い違うの?それも二度まで同じすれ違いの答弁。情けないやら腹立たしいやら。これは私のせいではない、時間を返せ!

 地方公務員の退職後のあり方にいて、地方公務員法の改正案が国会に提出されています。

     ⇒地方公務員法等改正案(5/29提出)

 なかなか読み込みづらい法案ですが、まさに私が問い質したいこと、退職公務員の再就職のルールに触れる改正案です。ずばり「退職管理」という条文が新たに盛り込まれます。課長さん、せめてこの法案でもよく読んで、反論するなら反論する、同意するなら同意する、少なくとも「すれ違い」で時間を浪費させることだけはないようにしてくださいな。議員にとって、質疑の時間は命と同じ、まして1人会派はわずか7分に思いを込めます。

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