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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

ごみ量、予測を15万トン下回る!

 2006年度の23区のごみ量が明らかになりました。それによると、区収集ごみと持込ごみ量を合わせて333万トン余。05年度と比較して約5万6千トン、約1.7%の減少です。区収集分だけでなく、事業系の持ち込みごみも、1.9%の減少となっています。

区収集 ▲1.5%。うち可燃ごみ▲1.8%、不燃ごみ▲1.0%
持ち込みごみ ▲1.9%
総ごみ量 ▲1.7%

 23区清掃一部事務組合は、新しい一般廃棄物処理計画(2006年度~2020年度)のなかで、今後のごみ量の推計を行っています。そのごみ量予測では、2006年度は総計で348万トンと見込んでいましたが、実際にはこの予測を15万トンも下回ったことになります。
 15万トンといえば、練馬清掃工場と同規模の600t規模の清掃工場一つ分の年間処理量に匹敵します。言うまでもなく、ごみ量予測は、施設整備の計画を立てる際の大前提です。練馬工場の建て替えを含む施設整備の目標は、このごみ量予測から導き出されたもの。そのごみ量予測が計画初年度からこれだけ大きく見通しが狂ったというのは、なかなか重い事態です。
 ごみ量が予測を上回るピッチで減少したのはなぜか。推計方法の検証も含め、早期にごみ量予測をやり直し、あわせて工場整備計画も見直すべきです。

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