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ごみ量、さらに減少

 昨年度2007年度の23区ごみ量の速報値が公表されました。前年度と比べると、区収集が8万3千トン、3.8%の減。持ち込みは2万8千トン、2.5%の減。総計で11万トン以上、3.3%も減っています。以前、このブログでも書いたように(下のリンク参照)、昨年度が5万6千トン1.7%の減でしたから、ごみの減量傾向はさらに加速化していることになります。

ごみ量、予測を15万トン下回る!

 区収集ごみを可燃・不燃で分けてみると、可燃は0.6%の微減にとどまったのに対して、不燃は15%近くも減っています。可燃の減少が少なく出ていますが、もちろんこれは、廃プラスチックなどを可燃ごみとする新しい分別基準にもとづく回収・処分が広がっているからです。昨年度は11区が「モデル事業」として新しい分別基準による収集を実施しました。むしろ、新分別になってもなお可燃が減っているということに注目すべきです。
 ちなみに、一部地域で昨年10月からモデル事業を実施している練馬区では、可燃▲2.2%、不燃▲8.0%、合計で▲3.5%となっています。こうしたごみ減量の進展は、一部事務組合のごみ量推計の非現実性とこの推計にもとづいて作成された施設整備計画の検証の必要性をあらためて教えるものです。

 ※昨年度のごみ量の検証結果をまとめて、近日中に区政データボックスに掲載する予定です。

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