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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

ベランダ菜園

 我が家、といってもささやかな賃貸マンションの一室ですが、そのまたささやかなテラスで“ベランダ菜園”をときどき開園しています。今はミニトマトが実を付けています。種類もよくわからず、なんだかとても硬い皮のトマトですが、それでもなかなか嬉しいものです。
 ところでこの“ベランダ菜園”、当然ながらプランターを利用するのですが、プランターでの栽培でしばしば困るのが疲れた土の扱いです。堆肥や肥料を足していっても、どうしても土が痩せ、疲れてくる。菜園管理者の腕が悪い、あるいは手を抜いているせいかもしれませんが、いずれにしても見るからに生命力を失った土をどうすればよいのか…。
 同じような悩みを抱える人は少なくないんですね。目黒区がこんな事業を始めています。

● 家庭で不用となった園芸土は、廃棄物処理法上は原則として廃棄物に該当しないため、清掃事務所では収集していません。このため、ごみに混ぜて排出したり公園の植込みへ投棄したり、不適正な処理が目立っています。
● 春の植替え時期に区内3ヶ所程度を会場に、試験的に不用園芸土の回収と再生利用を実施します。
● 区民が不用となった園芸土を各会場まで持込み、前年度に持込まれた園芸土から再生した園芸土を交換に持ち帰ることで、区内で循環する仕組みを構築します。
● 区民が持込んだ不用園芸土は、混入異物や枯れた根を除去選別したあと、天日干しで滅菌消毒し、区立公園の剪定枝葉から作った腐葉土等を追加して園芸土に再生します。(目黒区ホームページより)

 めぐろブラン土「花再彩(仮称)」循環、と言うのだそうですが、なかなか面白いと思いませんか? 公園の剪定枝葉だけでなく、落ち葉や生ごみのリサイクルとつなげることもできるかもしれません。練馬でもどうでしょう。ちょっと楽しみです。

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